ラーメンって本当に美味しいですね。
しかし、よく言われているのが、ラーメンを食べると太っていく、ということなんです。
なんでなんでしょうか。
今回はその理由についてお伝えしていきます。
ラーメンは、太りやすいと言われる麺類の中でも、最も太りやすいと言えます。
それには、ラーメン特有の性質がかかわってくるのです。
ラーメンは、アツアツのところを急いで食べる傾向がありますよね。
こういう食べ方だと、早食いしてしまい、太りやすいのです。
また、飲んでいるときのシメにラーメンを食べることが多いのも、太りやすい要因です。
飲み会で、ただでさえたくさん食べているのに、なんとなくラーメンを食べないとおさまりがつかなくなっているようなら要注意です。
カロリーが余計にプラスされてしまいます。
一緒に餃子やから揚げを頼んでしまったら、さらに太るのは当然です。
そのほかにも、ラーメンそのものにも、太りややすい要素があります。
●ラーメンは糖質が多い
ラーメンには糖質が豊富に入っています。
そして、今では「炭水化物ダイエット」が流行っています。
これは、太るもとである炭水化物をなるべく食べないようにして体重を落とすというダイエット法です。
でも、そう考えると、ラーメンというのはまれにみる、糖質過多の食べ物です。
1日に1800kcal以上カロリーを摂取しないようにして、カロリーコントロールでダイエットを目指すとします。
そうなると、炭水化物の1食の量で考えると、75g程度になります。
ラーメン1杯は、その糖質量と同じになります。
ですから、ラーメンを一杯食べるだけで、一日に食べて良い炭水化物の量はぎりぎりになってしまうのです。
それに餃子を合わせてしまったりすると、オーバーしてしまいます。
ラーメンを食べるときは、餃子も食べたくなるものですが・・・
●ラーメンは塩分が多い
塩分量の意味でも、ラーメンは塩分がたくさん入っているので、摂りすぎになりがちなのが難点です。
1日あたり、女性なら適量は7.0gが摂って良い塩分量となります。
ラーメンを1杯食べてしまうと、それだけで1日全体の塩分量を摂ってしまうことになります!
塩分が多いと、ついつい食が進みやすくなるので、ラーメンだけでも太るのに、さらに太りやすくなるという悪循環になりがちなのです。
●ラーメンは脂質が多い
1日に摂るカロリーは1800kcalのカロリーまでにとどめようとするとき、脂質は上限では20%までで抑えたいものです。
これを1食に換算すると1食あたりの脂肪量は13gくらいになります。
そうなると、ラーメンを食べると、それだけで1食に摂って良い脂肪分はオーバーしてしまうことになります。
ラーメンを食べるときには、多すぎる糖質の悪影響をおさえるためにも、野菜を多めにトッピングして食べるようにしましょう。
野菜料理を一つ加えるのも良いですね。
野菜と組み合わせて、食事全体にかかる糖質と脂質の割合をなるべく減らすことが大切です。
また、ラーメンを食べるときは、その前後の食事を和食にしたりして、全体のカロリーを低くまとめることも大切です。
ラーメンを食べた次の食事で、フライやファストフードを食べるなんて、絶対にいけませんね。