相手の事が気になり、時間が経てば経つほど、いつも相手の事を考えるようになり、しまいには相手の行動が気になり、頭から離れられなくなってしまう、このような症状になってしまったら、恋愛依存症に陥っているんです。
なぜこのような症状になってしまったのか、について今回お話していきたいと思います。
早速、原因を見ていきましょう!
1)思い込みが激しい
最初に紹介するのは思い込みが激しい人です。
「あの人は絶対に私の理想の相手だ!」
「私が感じているのだから間違いない!」
等のように思い込みが激しいと恋愛依存症に陥る原因になります。
「理想の人だから絶対に私を受け入れてくれる!」
「連絡もきっと怠らない人だ」
と勝手に自分自身で思い込み始めてしまい、パートナーに対して異常なまでの執着心を見せます。
熱しやすく冷めやすい人と違って、もしも理想と違う場合は理想のパートナーになるように矯正を始めます。
それが酷くなると恋愛依存症に陥ってしまうのです。
2)感情を表に出さない人
続いて紹介するのは感情を表に出さない人です。
例えば、パートナーと一緒にいて嫌な所が出ても一切表情を変えない、注意をしない、パートナーの機嫌を伺う等があります。
確かにパートナーと恋愛する上で思いやりや配慮は非常に大切です。
しかし度が過ぎると、パートナーへの依存が高くなります。
そうなると自分自身で判断する事が少なくなったり、パートナーの機嫌を損なわないように歩調を合わせるようになってしまいます。
それが次第にパートナーへの
「あなたがいないと何もできない」
「あなたが必要!」
と言うような執着に変化していき、恋愛依存症に陥ってしまうのです。
3)何をされても平気な性格
何をされても平気な性格についてです。
こちらも例を挙げますと
「暴力に耐えられる」
「暴言を吐かれても気にしない」
等があります。
パートナーから暴力を受けても平気で耐えられてしまうのは、互いに「暴力」「暴力に耐える」事に対して依存している事になります。
特に暴力に耐える側は
「耐えないとパートナーに嫌われる…」
「パートナーがいなくなる…」
と言う危機感を常に抱いています。
それが頻繁になっていくと、どちらもそれが当たり前になっていき、感覚が麻痺していくのです。
そのため何をされても平気な性格ですと、恋愛依存症に陥る原因になる可能性があります。
恋愛依存症の原因は家庭環境もありますが、自身がもともと持っている性格も原因の1つになります。
すぐに変更するのは難しいので、性格を把握した上で恋愛依存症に陥らないように注意しましょう。
恋愛依存症が引き起こす厄介な事について紹介していきます。
「他の依存症は確かに危険だけど…恋愛依存症はそこまで危なくないのでは?」と言う意見もあるかと思いますので、
一つ一つ解説していきます。
1)恋愛依存症によって大切な人を失う!?
初めに紹介するのは恋愛依存症によって大切な人を失ってしまう事です。
理由として、執着心が強いためパートナーから「重苦しい」と感じられてしまうからです。
初めの頃はパートナーも 「私のことを気にしてくれている」
「こんなに大切にしてくれるなんて、良い人だな」 と感じてくれるでしょう。
しかし、恋愛依存症の執着心が強いところ、パートナーといないと不安になる、心配になって何度も連絡をとってしまう等の行動を取ると相手からあまり良く思われません。
次第に 「人のプライベートまで干渉しないで欲しい!」
「連絡を適度にとってるのに…なんで毎日のように連絡を取らないといけないの?本当にしつこい!」
などと思われてしまい、最悪の場合には別れてしまう事があります。
2)パートナーから「都合の良い人」と思われてしまう
一部のパートナーには、あまりにもしつこいために恋愛依存症のパートナーを「都合の良い人」に変えてしまう人がいます。
つまり、パートナーが本命ではなく他に本命の彼氏・彼女がいると言う事です。
では本命ではない恋愛依存症の人はどうなるのか?
この場合、テレビドラマでよくある「貢がせる」「家事全般をやらせる」「困った時にお金を都合してもらう」等を行わせます。
恋愛依存症の人からすれば「パートナーを手放したくない!」と思っています。
また頼られますので「この人は私のことを必要としている!」と勝手に思い込み、相手に上手く利用されてしまうのです。
結果、使われるだけ使われてしまい最後は捨てられてしまう事態が発生します。
恋愛依存症の人でなければ途中で「何かおかしい…」と感じて身を引くものの、発症している人はそれを最後まで気づけないのです。
そのためパートナーから都合の良い人として利用されてしまうのです。
いかがでしたでしょうか?
恋愛依存症になりますと上記のように
「大切な人を失う」
「都合の良い人と思われる」
などの弊害が出てきます。
特に都合の良い人と思われますと、もう恋人として見られていません!
皆さんも恋愛依存症にかかり、上記のようにならないように気をつけて行動してください。