離婚にもいろいろな離婚の種類があり、それによって、慰謝料も違ってきます。
また、子供がいる場合などによっても計算方法が違います。
離婚後は新たな人生がはじまります。
それがためにはどうしてもお金が必要になってきます。
今回は慰謝料についてお伝えしていきます。
今の日本では3組に1組の夫婦が離婚をしています。
これを聞いてもなかなかピンとこない方もいるんではないですか?
1日平均約630組もの夫婦が離婚している計算になるようなんです。
数字的にみるととても多いように感じますが、欧米と比べれば、まだまだ少ない方なんです。
協議離婚が圧倒的に多い
夫の振る舞いが原因で離婚をした人たちの最も多くが「協議離婚」です。
それから「離婚調停」、離婚裁判」と続いています。
裁判所を通じて離婚する夫婦よりも、自分たちの話し合いによって
結論を出す夫婦のほうが圧倒的に多いです。
しかし、知識も経験もない中で将来の人生を左右するほどの重要な事項を話し合うことに、
不安を持ちながら話を進めた妻も少なくないのではないと思います。
統計から 離婚した妻が慰謝料について相談した
● 慰謝料について弁護士に相談した妻は33%
● 相談しなかった妻が67%
夫の振る舞いが原因で離婚に結び付いた方々であるにもかかわらず、
専門家の意見を聞き入れたのは、およそ3人に1人しかいないという結果なんです。
どうしてなんでしょうか。
お金で傷が修復するわけではありませんが、新しい新たな人生を出発するににあたって、
無いよりもあったほうが良いものの一つがお金だと思うんです。
それでも、日本の女性たちは夫から慰謝料を取ることに
まだまだ抵抗を感じている人も少なくないんだそうです。
離婚の際に慰謝料請求を弁護士に相談した方に、ある生面保険会社がアンケートをとって質問したところ、
一番多かったのは「0円」で45.5%の方の回答でした。
しかし、残りの半数の人は実際に慰謝料を受けとっているんですね
その場合、一体どのくらいの金額を手にしたのでしょうか。
もっとも多かった価格帯は「100万円~300万円」で21.2%でした。
2位は同率で12.1%の「300万円~500万円」と「500万円以上」。
そして、 慰謝料の算定方法は個々の事情による内容がそれぞれ違うので、平均的数字はありません。
しかし、夫に原因があって離婚に結びつく場合には、
一度はプロの弁護士に相談してみてはどうでしょうか。
貰えるものでしたら今後のあなたの人生に必要ですから、
貰っておきましょう。
別れるとはいえ、「以前は愛し合っていた相手なので慰謝料を請求するなんて……」と
気がひける女性も実際多くいるのです。
しかしこの際、気持ちを入れ替えて、スッキリ新しい生活に進むためにも、
まずは専門家に相談し、適正な慰謝料を請求するのも、あなたに認められた特権
なんです。
この特権を利用すべきです。
離婚後には何かとお金がかかるもんです。
苦労する女性も多いので、お金の面も冷静に判断し、きちんと手続をふまえたほうが
あなたのこれからの人生に役立つと思います。